完成された道具がある。
今に目を向けると、今に完成を迎えた様に見える。
利用の最善を想像した上で、弾塑性と柔剛性、耐久性が見合う素材を選定し、密度を調整しながら型を作り、副素材との相性を考え、見本の耐久性を再度試験し、当を得た物が世に出回る。
だが殆ど概ね大体大抵十中八九、過去の積み重ねが無ければ実現出来ない。
今あらゆる要素を更に探求しても、完成された道具は過去に出来上がっている。
BORSALINOのハットでも、DENTSのグローブでも、NEWERAのベースボールキャップでも、出来上がっている。
越えられない道具。
完成された道具を使って生きることは、楽で、時短にもなり、何しろステータスの様な満足もある。
でももっと、もっと私は服を楽しみたい。
自分が良いと思える道具を見つけたい。
あたかも設てもらった様に馴染む道具を。
太番手紡毛糸を限界まで打ち込み、低速で編み上げたウールリブ。
型に入れながら熱圧縮をかけ、凹凸を作り上げた極柔らかなハンドウォーマー。
refomed / "GUNTE" ARM WARMER





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